Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

考える

日本語の早道1

とある電車内での会話 「やっぱり よかったよ」 「うん何?」 「いや 山中湖さぁ」 「へぇ ほんとに行ったんだ」 「天気よかったっし 仕事がらみだけど 最高」 「そだろう あの部長はゴルフで別行動だし」 「うん あっそそ今度また仕事回すからさ」「じゃま…

還す

場所を経る この場所がある。あの場所がある。この現実。 この場所にいると、ここからあそこはあの場所。 あの場所に行くと、さっきのあの場所は今この場所になる。さっきのこの場所はあの場所になる。 どの場所もこの場所。どの場所もあの場所。 主観・客観…

「スピリチュアル」の有効性

実は「スピリチュアル」ということと「オウム真理教以降の日本における宗教」を、この二つのことを軸にこの国(日本)のベーシックな宗教問題としてキリスト者自身の発言が少ないことが気になってはいた。 やはり、あのオウム真理教問題はこの国の宗教の根の…

海にて経る

karposさんが海を経ることを書き綴られている。 海のながめ 5 - 新生★KARPOS ためらいなく 海との接点、海辺での行いの意味。石を積み上げること。 その行いは目新しいものでなく、きっと人の昔からやってきたのだろう。人が行き交う海辺でのこと 石を積み…

無我

同一律ということ AはAである。BはBである。ならばAはBであることが出来ない。 無同一律(無我)ということ AはAではない。BはBではない。AはBであることが出来る。ハナっから、無我と云われてもピントこないし、煙にまかれた?ようになるけども、すべての現…

 帰属

措定 XはAを選択している 選択肢としてA以外にもBがあるとする。AとBは対立概念とする。 Xは本来Bに批判的である。 仮定 XがAを選択しても常にBに制約されることはありえるか?この関係は成り立つのか? また、 XがBを選択しても常にAに制約されることは…

因果と原因

http://d.hatena.ne.jp/swan_slab/20050623/p2のブログを読んだ。 なかなかいい。騙された国民に関して、swan_slabさんに清々しい正鵠を得る。 更に、http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/itami_mansaku.htmlは戦後直後における国民の意識の本音…

対立と関係

措定 XはAを選択している 選択肢としてA以外にもBがあるとする。AとBは対立概念とする。 XはBよりもAを望んでいる。 仮定 XがAを選択しても常にBに制約されることはありえるか?この関係は成り立つのか? また依然としてBの必要性やその価値基準に制限さ…

真空をうがつ

気体と同じく、魂は与えられた空間すべてを占めようとする。収縮して真空を残すような気体は、エントロピーの法則に反する。とどめる、抑える、それは自己の内部に真空をうがつことだ。恩寵はみたす。だが、恩寵をうけいれる真空がなければ入ってこない。そ…

照応をさえ辿る力

問題を整理してまとめたい。 神を探し求めることにおいてヴェイユ自身「いかなる瞬間においても、神を探し求めたことはない。」と言う。彼女の言葉は比喩でも修辞でもない。さらにあまりに主観的とあえて言いつつも、あまつさえ「神を探し求めること」自体が…

二重の無限性

マキシマムにおける無限性とミニマムにおける無限性事物の周囲をつつむよりは、その中心へ達するほうがはるかに可能だと、われわれはおのずと考えている。世界の目に見える広がり(大きいもの)は、目に見えてわれわれを超越する。しかし、小さいものは、そ…