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“だれ一人自分のためにだけ生きている人はいない”

月をさす指/目覚め

月は今は出ているだろうか。その時そう思うだけでなくあなたは何よりもその時外に出て確かめてみるだろうか。ある朝わたしは空を仰いで西に沈む頃までを眺めていた。真実はただ実際に生きて経験すること。そう出来るだけ。そこにいるのか。いないのか。だがいつまでも月を見ることは出来ない。今はもう家の中のわたし。あの眺めにいたもわたし。今もそのわたし。仏陀*1の説いたことは月をさす指であると。だが人は指そのものを月だと思いこんで、指さす方向を見ることをやめることさえある。説いたことだけに目を向ける。指さす空の月を見ずに。目覚めはいつも真実の真中へと向かわせる。

*1:目覚めた人