還す
場所を経る
- この場所がある。あの場所がある。この現実。
- この場所にいると、ここからあそこはあの場所。
- あの場所に行くと、さっきのあの場所は今この場所になる。さっきのこの場所はあの場所になる。
- どの場所もこの場所。どの場所もあの場所。
主観・客観
だったら高見に上って俯瞰しないか。見えるさっきの場所。俯瞰する目。俯瞰は客観する目。この場所もあの場所も入れ替わることはない。ほっとする。
でもここに上ったボクの目も主観する目。で俯瞰することって何? もう一段のぼる。また上る。またまた上る。俯瞰とボクの自身とのイタチごっこのまたそのごっこ。こんな処までイタチはこない?!。構成される時。客観するボクの目。ボクの目にはかわりない。
で次に・・・
- あきらめて降りていく。降りてさっきを見上げる。
- さっきのボクは勿論あそこにはいない。ボクはやはりここにこの場所にいる。現実。
棚上げ
- だったらこの場所の目とあの高見とを棚上げにする。
- いっとう最初の現実より違っているか?