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“だれ一人自分のためにだけ生きている人はいない”

ウビ・カリタス

「『い・つ・く・し・み』って何?」と子どもから訊かれたら、あなたはどう答える?
かつてザビエルが日本で宣教をはじめた時、「愛」が日本人に受け入れられないことに苦心し、「愛」ということを「大切なこと、大事なこと」として言い伝えたそうだ。そんな風に人にもていねいに大切に大事にしたいが、言葉の意味だけでなく、いざとなると行うことはなかなかムズカしい。

今週の主日(6/25)に北浦和教会でのチャリティ・コンサートに行って来た。今年で16回になるとのことだった。プログラムは当教会の聖歌隊によるグレゴリア聖歌あり、合唱あり、クラシック音楽曲。坂本九の曲までありと様々だったが、お年寄りから子供までと、とてもアットホームだった。個人的には合唱の立原道造作詞・木下牧子作曲の「夢みたものは」がよかった。それにヴァイオリンとビオラの「アメイジング・グレイス」もビオラの渋さがよかった。

家族づれの幼稚園児くらいだろうか-演奏が始まる前に-親子の囁きが聞こえた。

    • ねぇ!いつくしみって何?
      • そうね。なんだろうね?
    • 何?
      • いろんなみんながいるでしょう。
      • お母さんのいうこと聞く子、お父さんのいうこと聞かない子。
      • そのみんなを、かみさまは
      • それでもつらいことや苦しいことあるならそれを良くなるように救ってくだるの。
      • しわせになるようにしてくださるのよ。
    • みんなそうなの。ならわるい人にもそうするの?
      • 区別はされないのよ。かみさまは。わるい子はもうじぶんでは元にもどらないから神さまが手をかしてくださるの。区別はされないからわるい子はもっとよくなるの。
    • おかあさんもそうだったの?
      • そうね。わるい子だった。
    • へぇ、だったら、うたおう。

最後に参加者と聴衆のみんなでそのテゼの歌「Ubi cáritas(いつくしみと愛)」を歌った。何度も何度も歌った。
「♭♪♪ いつくしみ とあいの あるところ かみともに ♭♪♪」
「♭♪♪ Ubi cáritas et ámor, ubi cáritas Déus íbi est. ♭♪♪」

会の終わり、戸田神父がごあいさつされた。「アメイジング・グレイス」に纏わる話も少々。「ほんとに音楽っていいですね」と顔を綻ばされていた。また来年もいってみたい。

わたしたち自身もかつては、無分別で、不従順で、道に迷い、種々の情欲と快楽のとりことなり、悪意とねたみを抱いて暮らし、忌み嫌われ、憎み合っていたのです。
しかし、わたしたちの救い主である神の慈しみと、人間に対する愛とが現れたときに、
神は、わたしたちが行った義の業によってではなく、御自分の憐れみによって、わたしたちを救ってくださいました。この救いは、聖霊によって新しく生まれさせ、新たに造りかえる洗いを通して実現したのです。
テトス手 03:03-03:05