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“だれ一人自分のためにだけ生きる人はいない”

自信とは

自信とは・・・自分を支へるものだが、何よりありのままの自分を受け入れる健やかさと平明の単純さに基づくと云ふ方がよい。それによつてわれわれが愚かさや鈍さや思考停止に導かれるのではなく、人が実に単純さにおいてなほ鋭く繊細で豊かで逞しいものに到るからである。

だから自信は、自分への行き過ぎた欲望や実ることの無い虚しい自分との関わりからは一番程遠い処にあると云ふことになる。それを通して弱くてしかも強い人間そのもの、己そのものが見出されてくる。

生きることを大事にするのなら、このありのままの自分を単純に丁寧で大切に扱はねばならない。それは、「私が如何に人として生きるか」といふ回り道のやうで、神から与へられた命の恵みを果たす喜びと感謝の近道であるに違ひないからである。おのれを丁寧に大切に扱はないでどうして他の人を大切にできるのだらう。

祈りをもつて神の近さを信じるものとなりますやうに。

行ゐをもつて人の中に居る善さを示すことが出来ますやうに。

自信とは小ささと謙遜とに類比されるものでもある。だから自分を差し置いても、さらになほ人を大事に大切を無理なく出来るのだ。