確かな音・確かなこと
茄子畑確かな響きの鋏音
小気味よい鋏の音がまだ薄暗い朝の畑に響いている。
思いだけでなくそれを確かなかたちにすべく、われわれ人は道具をつくり土を耕し苗を植え育て、あらゆる収穫にいたる営みで作物の恵みを得る。ボクの聴くという行為はささやかな<受容>だが、思いを確かなかたちにする健やかさを、ありがたさでもってその鋏の音を紛うことなく<肯定>する。
茄子畑確かな響きの鋏音
小気味よい鋏の音がまだ薄暗い朝の畑に響いている。
思いだけでなくそれを確かなかたちにすべく、われわれ人は道具をつくり土を耕し苗を植え育て、あらゆる収穫にいたる営みで作物の恵みを得る。ボクの聴くという行為はささやかな<受容>だが、思いを確かなかたちにする健やかさを、ありがたさでもってその鋏の音を紛うことなく<肯定>する。