Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

山本弘の書にある充填・鋭利性

山本弘の書(1) - mmpoloの日記山本弘の書が新たにアップされた。
以前のhttp://d.hatena.ne.jp/Emmaus/20071110/1194697833のわたくしの山本弘の書の印象を払拭するべきだ。「あたたかい書」「恬淡」と云ったが、それが一面的な感想であったと今反省している。mmpoloさんに申し訳ない。今回の書を見るに人間における自由で故のある種の息苦しいほど「充填」を感ぜずにはおられないが、鋭利なもので自分がスパッと切られた・・・そんな感じがする。だが痛みはなく切られたところが熱く感じて次第にじわじわとした衝撃が襲って来て感想の言葉がまったく見あたらない。今もそうだ。その山本弘の書が今回はその第一弾ということらしい。今後が楽しみ?だというか、畏れさえ感じている。知ってしまったという経験。知る以前には返ることは出来ない。知ったことを携えて先を行くしかないのだ。