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“だれ一人自分のためにだけ生きる人はいない”

BLUES FOR AVA

チャーリー・パーカーの影響をもろに受けたミュージシャンのひとりにトニー・スコットクラリネット・プレイヤー)がいる。そのアイデアとテクニックがみごとに力強く完成されていく状景。その<場>に少しだけでも身を置きたい、肖りたいと思う。だから、ひがな一日聴いても飽きがこないLP。スクィークsqueak・きわどさ)なものが削がれ『肩に力が入らない』と言葉では簡単に云えるが、実はこれほどリード楽器にとってむずかしいことはないと思う。さて、クラリネットと云えば・・・スイング全盛からモダンの初期までクラリネットは楽器の花形だった。が、クラリネットは凋落の一途を辿っていったのだ。これはなぜだろう。「トニー・スコット・クヮルテット」のLPの粟村政昭のライナーノーツにこうある。

クラリネットという楽器は果たしてそんなにまでモダン・ジャズの表現に不向きな代物なのであろうか。

粟村政昭1972年