Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

64歳になった時のWhen I'm sixty-four.

昔からビートルズは好きではなかった。あえて言えばむしろローリング・ストーンズの方が好きだった。
でもこのWhen I'm sixty-fourは悪くはなかった。
若いころ、まさかじぶんが64歳になるとは考えもしなかった。
今日はぼくの64の誕生日。あらためて聴いてみた。やっぱり好い曲だ。
昼過ぎ、妻と二人で寿司屋でビール乾杯。
あと日本酒を少々。今日だけ!!は晴れて全解禁です。
お目付け役が隣りにいます。ははぁ。。

まだまだ走るから、九州の友だち、京都の友だち、大阪の友だち、広島の友だち、
名古屋の友だち、
伊勢の友だち、水窪の、神奈川、埼玉の、東京、北海道の、
シンガポールの、グァテマラの
ドイツのフランスの、イタリアの
あといろいろの所の友だち、
皆さんこれからもよろしくね!

When I get older, losing my hair
Many years from now
Will you still be sending me a Valentine
Birthday greetings bottle of wine

If I'd beenout till quarter to three
Would you lock the door
Will you still need me, will you still feed me
When I'm sixty-four

You'll be older too
And if you say the word
I could stay with you

I could be handy, mending a fuse
When your lights have gone
You can knit a sweater by the fireside
Sunday mornings go for a ride
Doing the garden, digging the weeds
Who could ask for more
Will you still need me, will you still feed me
When I'm sixty-four

Every summer we can rent a cottage in the Isle of Wight
If it's not too dear
We shall scrimp and save
Grandchildren on your knee
Vera Chuck and Dave

Send me a postcard, drop me a line
Stating point of view
Indicate precisely what you mean to say
Yours sincerely, wasting away

Give me your answer, fill in the form
Mine for evermore
Will you still need me, will you still feed me
When I'm sixty-four<訳>

まだまだ先の話だけど
僕が年とって頭がハゲてきても
ヴァレンタインのプレゼントや
バースデイ・カードやワインを贈ってくれる?

夜中の3時近くまで家に帰らなかったら
閉め出されちゃうのかな
まだ僕を必要としてくれる? 食事もさせてくれるかい
僕が64になっても?

君だって年をとるんだよ
でも あの合言葉を言ってくれたら
ずっと君のそばにいよう

僕は役に立つよ 電気が切れたら
ヒューズを直してあげる
君は暖炉のそばでセーターを編んでるといい
日曜の朝はドライブとしゃれこもう

庭の手入れをしたり 雑草を抜いたり
これ以上は望めないほどさ
まだ僕を必要としてくれる? 食事もさせてくれるかい
僕が64になっても?

毎年夏にはワイト島に小さな別荘を借りるんだ
あんまり高くなければね
二人で倹約してお金を貯めればいいよ
君の膝にはかわいい孫たち
ヴェラにチャックにデイヴだ

絵葉書にひとこと添えて送ってほしい
どう思ってるか知りたいんだ
君の本音をはっきり書くんだよ
“敬具”なんて決まり文句はいらない

用紙に答えを書きこんで
いつまでも僕のものだと言ってくれ
まだ僕を必要としてくれる? 食事もさせてくれるかい
僕が64になっても?

(内田久美子 訳)