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“だれ一人自分のためにだけ生きている人はいない”

フェンネル・カレー

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高校の時、初めてつくったカリー。ばーちゃん師匠直伝の奥義、仁丹カリー。体力がない時に胃や腸が弱って時、ウイキョウという薬剤を主成分とする仁丹をすりつぶして蜂カレー粉に加えるものだった。むろん唐辛子や胡椒は使わない。
その薬剤のカリーから料理のカレーというものに目覚めたのが二十歳の時だった。あれから幾星霜、海外旅行では必ずインド人街でスパイス巡り。一つひとつのスパイスを吟味してオリジナルのカレールーを作るようになった。

いまはもう拘りはなく、街のカレーパンも好きだし、駅構内のそば屋のカレーも食べる。

そうして今年で五十年目、フェンネル・カレーを作った。やっぱりカレーを作るって楽しい。背筋がピンと整ってくる。ばーちゃん、ありがとう。