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“だれ一人自分のためにだけ生きている人はいない”

ストレスのある局面 柔らかな感性

このところ、テニスUSオープンをTV観戦している。スポーツは勝つか負けるかの結果がはっきりしている。人間の行う社会行動の情動に主眼を置いても、戦いを見るという意味では大変興味深い。だが、やはりスポーツと戦争は違う。さらに、幸いと喜びは同じところにあるようでそうではない。 不幸と怒りや憎しみは同じようで違う。

さて、プレッシャーとストレスは別物だと思うが、肉体にも精神においてもプレッシャーでストレスの生じるフェーズを上手に乗り越えるプレーを見ることがある。まったく至難の技である。

過酷すぎるプロスポーツの世界において、かつてテニスの女王ナブラチロワは、決勝が近づく度に「どうして自分はこんなところにいるのか」と、逃げたい衝動に駆られそのプレッシャーで何度もトイレで吐いたという。しかし、ストレスという自己防衛反応を強さで超えるのではなく、彼女は自分には持ち前の柔らかな感性があるのだと信じたという。遂にはストレスも収まりリラックスして試合に適応していったというのだ。「柔らかな感性」なんとも良い話である。それほどに彼女にはテニスに対する情熱があったのだろう。

私の介護の仕事も、命をあずかるストレスの生じるフェーズが度々あるのだ。是非ナブラチロワ・メソッドを参考にしたいものだ。