Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

2006-06-05から1日間の記事一覧

夏1

若竹がその身を越ゆる蒼さかな 紫陽花の蕾の上なる鳥の空 衣替えすれば涼しき朝の径

清岡卓行

先だって高野喜久雄 - Emmaus’が亡くなったことを知ったその日、6/3に清岡卓行が亡くなられたのだ。現代詩初期を担った方々が逝かれるのが目立ってきた。 どこから世界を覗こうと 見るとはかすかに愛することであり 病患とは美しい肉体のより肉体的な劇であ…