朝の雨熱りを冷ます蝶が居る ジョグ数寄が荒梅雨の面を走り行く 琺瑯の白さに流れる金魚たち 汁作り雨に急くなり茗荷採る 青時雨暫く覆うこの土地に 梅雨荒れの二番電車が今立ちぬ 喜雨に撓る枝樹未だ眠るなり 短夜の眠れぬ膝に光射す 雨はしんみり落ち着く…
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