Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

十三夜を前にして

十三夜*1を前倒しに、、、 今日はお月見団子をいただきました。「さいわい」という以外にあらわす言葉が見つかりません。兎の印がかわいすぎ。 *1:旧暦九月十三日、今年2021年は10/18

自分のことは自分が一番よく知っている。それ、ほんと?

自分のことは自分が一番よく知っている。それ、ほんと? あたまを直ぐ掻いたり、何かにつけて顎に手を当てる身振りや癖はある友人の指摘で初めて分かった。自分のことは、自分よりも他人の方がよく分かっているのかも知れない。 が一方、、、。 三日前、雨に…

秋は夕暮れ

日が暮れるのが早くなった。今の時期は五時半くらいに落ちるのか。それに芒が西日に映えて揺れて、萩の花も咲きいっそう秋の雰囲気を醸し出している。 これじゃ清少納言さんでなくても、誰でも普段の日常のなかでも秋の風情も、更に日の入りも目にする機会が…

深呼吸

週に一度、長めの深呼吸を続けてゆっくり10回やることにしている。ビフォーアフターは気持ちの落ち着きが違うのは分かってるが、これが出来るようでなかなか出来ない。

きんぴらごぼうの切り方

ごぼうの切り方はいろいろあるが、今回ごぼうの切り方をササガキ半分と千切り半分にして、これを一緒にして調理してみた。ササガキのしっとり感と千切りのシャキシャキ感を同時に味わえる。出来栄え上々、見た目も違和感なしと相成った。

友よ

佇んでつるべ落としに友といる 後一日で十月だ。すっかり日が沈むのも早くなった。親しかったともだちのことを思った。きっと元気だろうと。

鰹節のふりかけ

一番出汁に使った昆布と鰹節のストックが増えたので、おきまりの常備菜風に佃煮とふりかけを作ってみました。 昆布の方は佃煮、鰹節はご飯のふりかけにと。昆布は植物性、鰹節は動物性。このマッチングが絶妙。 昆布はお酢で柔らかくします。鰹節は細かく刻…

なぜこんなに子どもの本を読むのが楽しいのか

本を読む楽しさを知ったのは、いつ頃だったのだろう。 小さい頃から体が弱かった。何かにつけてすぐ熱がでる子だった。そもそも免疫力(病原菌を抑制する力)がない身体だったのか。毎年秋から冬にかけて丹毒という特殊な病気に罹患していた。わたしの場合は…

些細なことだけど

ケア・スキル 当時 取るに足らないと思って見過ごしていたことが 後になって 問題解決の重要な手掛かりだと気づくことが往々にしてあります ケアにおいて あらゆる点に注意するのではなく ⭐︎(どうやら 動作(所作)には幾つかの重要なポイントがあって その…

夏は夜 その真昼間に柚子蕪をつくる

「夏は夜」が佳いと、季節の移ろい夏の風情をエッセイスト清少納言は蛍に託して述べている。その平安時代も温暖気候だったというから熱帯夜にも怯まず、嘸かし当時の人は辛抱強かったのだろうと思うのは、夏の夜風というものを忘れかけたエアコン暮らしの現…

ぼくの密かなカレー時間

今日はカレーのお話。「ガラムマサラ」は国語辞典にも載っている言葉です。ですから、この国に立派に定着している言葉だということが出来ます。 新明解国語辞典 ガラム マサラ④ 〔ヒンディー garam masala=辛い混ぜたもの〕 インド料理に使用するチョウジ・…

モレスキンのカードケース

手持ちのカードが徐々ふえて整理ができないので、文房具コーナーをのぞいたら、紙の風合いがよかったので購入。モレスキンのカードケース。蛇腹が二重になって襠に余裕があって、使いやすそう。

夏の釣り人

一竿や描く円弧に空の青

夏が来た

巻雲がきれい。 細やかなつやのある白い絹のよう。 ふと思って、有田の器を出してみた。初めて自分で買った記念の器だ。涼しげ。朝起き抜けに散歩をしていると、畑の奥から朝採りの鋏の音が聞こえた。静けさに響き、いい感じ。 朝未だき切りゆく音や茄子畑 …

足りないものは何?

まったくね。何かが足りない。なんだろう。 水 補水はOK 余裕 ではない 休息 ではない 決断 違う お金 いまさら ちがう 「ヲ」の書き順?かな いや違う足りないのではなく それ正しいか間違いか ではない 笑い でも違う 自分。おおおお。かも。 自分がない。…

「緑」さんが「青」さんをいつまでも頼みにしている理由

今日の話は、どうして緑を青というのかというお話です。 若い頃「青梅 マラソン」にでたことがありました。普段よく使う食材に「青柚子」、「青唐菓子」があります。青菜も好きだし、 梅雨明けの街路樹には青桐があって、好きな器は青磁。 万葉のころには「…

「水窪じゃがた」くん、いらっしゃい

水窪に住む友人Fさんから、今年も「水窪じゃがた」くんが我が家にがつきました。 お薦めレシピが添えられています。でも、ちょうど夏休みの子供の自由課題のように、今回は「水窪じゃがた」マイレシピを考えてみました。 その前に、「夏休みの自由研究」とは…

たどり着いた静けさ

世の中には、生きていく上での術(すべ)を熟知している人がいる。知るというより、むしろ術(すべ)を身につけたというように思われる人である。 ある時、人生の大先輩の方とお茶をご一緒する機会があった。大正生まれであった。特別なお話を聞いたのでも、…

内臓の感受性が鈍くては世界は感知できない -私たちの行動は内臓の声に突き動かされる-

今日の話は「太かったり、染みたり、命じたり、冷やしたり、潰したり、抜かしたりするものなーんだ」というお話☺️ ですが、言葉遊びではありません。興味深い「こころ」のお話です。 <こころ>とわたしたちが呼んでいるものは内臓のうごきとむすびついたある…

森のなかで走ったこと思ったこと

今日の話しは わたしが、やってるのはトレイルランの延長ではなかった。わたしには自分が山野を駆け巡る修験者だという自覚はなかった。 という驚くべきお話。 -- 自分をじっくり見つめるには、静かな時間と場所が必要だった。建て前と本音ではなく、本音の…

ウビ・カリタスと直太朗の《夏の終わり》

「い・つ・く・し・みって何?」と子どもから訊かれたら、どう答えますか?かつて、ザビエルがキリスト教を日本で宣教をはじめた折、「愛」ということが日本人に受け入れられ難いため、ザビエルは「愛」ということを「大切にすること、大事にすること」とし…

か弱さとの関わり

ある時期まで私は強さでもって弱さを支えてきたように思う。 実は、それに対応できる弱さへの理解と安心の対応が何より優先であることを実感するシビアな出来事があった。 弱さを支えるには強さだけでは通用しないという明解な自覚が足りなかった。 強さ一辺…

ハルさんが遺したもの

emmaus.hatenablog.jp ハルさんが遠くに旅だって二年。よくハルさんのことを思い出す。目が不自由で寝たっきりだったが、いつも変わらぬハルさんの和やかさ。ハルさんは多くを語らない方だった。何を話したとか何を伝えたということより、表すことのできない…

カレーという名がつけば何でもござれ

根っからのカレー好きである。カレーという名がつけば何でもござれ。菓子パンから立ち食いそばのカレー南蛮まで。マハラジャ気分のインドパキスタンの専門料理もいい。でも飽きのこないのはやはり、家庭料理。 元来、食べるより作るのが好き。 emmaus.hatena…

たまにある本との出会い

ふとしたことで、ディネセンの「アフリカの日々」を読んでいます。偶然とは言え、何かの巡り合わせと、素直に本との出会いにうれしくなりました。ラッキー! 翻訳は横山貞子さん。 アフリカの日々 (河出文庫)作者:イサク・ディネセン河出書房新社Amazon 冬の…

ケアと心

わたしは介護の仕事に就いて15年、介護福祉士の資格をとったのが10年前、遅咲きのスタートでした。精神病棟から特養と。そのなかで、少しづづ、 だんだん分かって来たことがあります。 ケアにおいては、 気持ちというのが、 ただあるという【静的】なもので…

iMoveiでフォトビデオをつくってみました

川の近くに住んでいて、よく川岸をふだんから歩きます。以前は走っていました。フルマラソンもやっていました。 その時々撮りたい思ったものをただ撮ってきました。いろんなものがあります。 気づくと、やはり川や水をよく写しています。今まであまり意識し…

夢に不要不急はない

街を歩こう 目的のない街歩き 気持ちが開く ふさわしい季節は五月だ 街を歩くゆえに街あり 人は歩くゆえに人なり ワクワクする めずらしく おもしろいものに出会う そんな夢を見た 夢に不要不急はない 夢に偽りはない

ドクダミと青紅葉

今年の五月は、薫風を感じることが少なかった。暗がりの林床にはドクダミが白い花をつけ、雨雲の間から少し日が差しこんでいて青紅葉のコントラストが色鮮やか。 湿度は高いのに肌寒い。奇妙な天気。もうこれは梅雨入りだ。 ところで、夢には偽りがないとい…

ちょっとした然り気ないプロデュース(青柚子蕪)

五月の新緑とともに早くも青柚子が店に出回り始めた。 柚子胡椒ではなく、春の蕪を使った柚子蕪を作る。季節の彩りを食卓に。 調理と料理の違いってなんだろう? 食材を切り煮たり焼いたりする技が調理で、一方、食の技術を含めた食のプロデュースまでの守備…