わたし・時間
かつてのワタシ これからの私 今のわたし
先ずは主が渉られた それを今のわたしが返すのだ 永遠はあなたのものだから 主は今のわたしが語ることを知らないはずはない
時間の内に起こることを与えたあなたは なほわたしたちの今・現在(時間性)において見られているのはなぜなのか 永遠なあなただのに
そうしてそれにおいてなほ わたしがこうしてあなたに語ることはなぜなのか
やはりあなたがわたしの語りによってわたしを知られるのではなく わたしのココロをあなたに呼び起し わたしの唇にあなたの名をのぼらせ わたしを解く
わたしがわたしの祈りを求める前にすでにあなたはわたしの必要なことさえ知っておられる 時を内在化(閉じこめる)することではなくわたしが解かれるために ゆっくりこの時間性(現在)を解いてゆく 過去の現在 現在の現在 未来の現在
そんなわたしの真ん中に朝はまっすぐやってきた 静かな祈りにおいてこそなほ