「間・はざま」という役目
「間・はざま」というものの存在ってとても興味ふかい。自己と他者。そして他者と他者に間にある自己。あるいは異なる領域が接しあう境界。
その「間・はざま」について。この秋から東京近代美術館で「写真の現在3臨界をめぐる6つの試論」が行われていのだ。「臨界」に接することで世界の成り立ちの問いを凝視されていた。
http://www.momat.go.jp/Honkan/PhotographyToday3/index.html#outline
それで・・・
先ずmichikaifuさんの言及。「大人」と「ウェブ世代」のはざまで考える - Tech Mom from Silicon Valley
単に間にいるだけではダメでジョブスや梅田さんのように、両方からリスペクトされる存在にならないといけない。
世代という「間」の役目を述べられている。michikaifuさんの「リスペクト」という言葉が新鮮。社会と個人、親と子。その関わりのあり方「信頼」ということも考える。
それからmichikaifuさんのエントリーにTBされていました。
rintaromasudaさんの言及。http://d.hatena.ne.jp/rintaromasuda/20061226/1167088659
ユニクロなどの例を持ち出すまでもなく、近年中間業者がだんだんと消えていく傾向にあることは皆さんご存知だろう。さらに言えばインターネットの登場はラジオや雑誌やテレビ局といった「情報の中間業者」の存在をも揺るがし始めている。
こちら中間業者や問屋という社会の「間」に言及されている。厳しくなった間にあること。産地直売などなど。
二つのブログともに興味深いです。すべてがダイレクトに関わるって時代に向かう。しかし、いつの時代も次に受け渡すことには変わりない。自分でいながら自分も他者の間の役目を果たす。なかなか見えなかったものでした。