Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

合歓の木

朝未だき秋に眠の木まさやけく合歓の木は水のあるところを好むのだろうか。しっかりと枝を支えている幹、どっしりとした大きな合歓の木を河川敷に見つけた。逞しいがどこかに清々しさが感じられるのは何故だろう。芭蕉の句に「象潟や雨に西施がねぶの花」と…

憶えている

http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20070925/1190733834 体が覚えていること。行い。存在。存在するものを思考すること。知ること・認めること-[認識]-現に在ることは意識上のことでなく非言語の領野の広さにある。

道なりと川なり

川に沿って道が出来ていて、その道に沿って歩いていってみた。恩田の句がうかんできた。 道なりに来なさい月の川なりに 恩田侑布子

確かな音・確かなこと

茄子畑確かな響きの鋏音小気味よい鋏の音がまだ薄暗い朝の畑に響いている。 思いだけでなくそれを確かなかたちにすべく、われわれ人は道具をつくり土を耕し苗を植え育て、あらゆる収穫にいたる営みで作物の恵みを得る。ボクの聴くという行為はささやかな<受…

かさねの色目

幾日前夕暮れの中を走っていて色の「かさね・襲」のことがふとうかんだ。ひとつ一つの単色でなく幾領の色の組み合わせがおもしろい。違いがあるからおもしろい。「萩経青」ってかさねの色目があって。落ち着いていて、どこかに火照りが残っている風情。それ…

落ち着く

日の出がおそくなった。ひんやりとした風を感じた。大きく翼を広げたコサギが飛翔する。ふとこの春のことを思い出した。http://d.hatena.ne.jp/Emmaus/20070316/p1何かを辿る思いだ。辿るとは道に沿うということだろう。未来に投げかけて辿ろうとしている。…

2007夏の終わり・久しぶりだよ主日ミサ

言葉が意味的なものとなるのは・・・まさにボクの中心的経験的でそうなるんだね。新しい仕事(病院介護勤務上)が勤務シフトになっているので、ほとんど日曜日に休日がとれなくなった。まいったなと思ったけど、しゃーないです。決めたのだからね。で一ヶ月…

聞くということ

「この聖書の言葉は、今日あなたがたが耳にしたとき、実現した。ルカ」。 聞くことについてkarposさんがhttp://d.hatena.ne.jp/karpos/20070902/p1言及している。