Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

2013-01-01から1年間の記事一覧

64歳になった時のWhen I'm sixty-four.

昔からビートルズは好きではなかった。あえて言えばむしろローリング・ストーンズの方が好きだった。 でもこのWhen I'm sixty-fourは悪くはなかった。 若いころ、まさかじぶんが64歳になるとは考えもしなかった。 今日はぼくの64の誕生日。あらためて聴いて…

ドングリと入道雲とハイドン

ハイドンを語る時わたしたちが語ること 高二の夏休みの終わりだっただろう。当時クラシック音楽のレコード鑑賞会というものがさかんな時代だった。その会の発起人のKさん宅に招かれた。日頃からわたしによく声をかけてくださっていたが、二回りも年上ではい…

手と足

歩いて走る。普段動かしている手足、この身体性について俯瞰するとどうしても吉本隆明の「心とは何か」の〈身体論をめぐって〉に行き着きます。身体については医学生理学の専門の書もあるでしょうが、この書に惹きつけるのは吉本の目がわれわれの「生きる」…

歩くことについての断章

5年前の歩きと走りを経て、最近walrunの歩くということが内と外からよく分かってきてまとまったのでメモっておきます。これからまた5年するとどうなることか。さあ前に進みます。 「歩き」っていい - Emmaus’ 走るときの時間の流れは具体的だ(SJC編) - 勇…

ジュリアードSQによせて

相変わらず走っている。というか、5月から歩きと走りをとりまぜている。これをwalrunと呼ぶようにしている。5月の計は267km。歩きを入れたがエクササイズの負荷は濃い(良い)。歩きということが随分長い間いけないことのよう思っていた。歩きは休みではない…