Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

十字架への洞察・鈴木大拙

鈴木大拙の「キリスト教と仏教」で印象的だった箇所を引用。 復活ということがないと、十字架は全く無意味である。しかし、復活したものは昇天してしまうけれども、大地の土壌は依然として十字架に固執し続ける。ところが、さとりの場合はそれとは異なり、さ…

横たえるキリスト

忘れない内に書いておこう。何時だったか・・・エックハルトの関連で 鈴木大拙師の本を読んでいたら、キリストの十字架像と仏陀の涅槃像との象徴的な違いを指摘している所に目が留まった。話は約めるがこうである。大拙師曰く・・・ 垂直性は行動・好戦性・…

いかに聞く

顕わるるためならで 隠るるものなく 明らかにせらるるためならで 秘めらるるものなし ルカ8:17 いかに聞くべきや。隠るるものを。秘めらるるものを。 測る秤で私をも量られる。いかに聞くべきや。まして顕わるるものを。明らかにせらるるものを。

赦されることの少ない者

知識は人を高ぶらせ思い上がらせるのだろうか?だが愛は人を造り上げると云う(1コリ8)。 だから、言っておく。この人が多くの罪を赦されたことは、わたしに示した愛の大きさで分かる。赦されることの少ない者は、愛することも少ない。ルカ7 言葉が比喩を構…

2006秋-2

木の実らも時の面に弾けをり黒き土雨後に新芽の彼岸花長夜にも眠れず膝に光り射す

2006秋

雨上がり秋空駆けゆくモノレールやふやくに長雨上がりて彼岸花

日常の内的な気づき・ボクの祈りのアクセント

昨年の今頃は活動系のS修道会の練成院に伺ったが、昨日は観想系のC修道会を訪問する機会に恵まれた。九時課の祈りにボクら皆も与れたのは貴重だったし、またその後、院長との一時間以上の談話で質問が出来たのも有意義だった。 内的な和解と平和 ところで・…

おもろさうし・琉球古謡

はっきりしない天気。そろそろ夏も終わり秋の気配の日。沖縄の友人から当地の野菜が送れてきた。まだまだ暑いそうだ。蒼い青い大海原に星の音さえ聞こえる南の島。古のうたびとのことを想ってみた。 ゑけ*1 上がる三日月 ゑけ 神ぎや金真弓 ゑけ 上がる赤星…

はてなって腹太!

http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenafotolife/20060907#1157615736 Fotolifeの容量が拡張になった! 本日、はてなフォトライフをアップデートし、保存できるファイル容量を拡張いたしました。それぞれのコースにおける容量の対応は以下のように変更になりま…

ぬか床の按排

世に「夏目家(夏目漱石)伝来のぬか床」ってのがあるらしい。他人の家のぬか床はさておき、実は我が家のぬか床が傷んでしまって、困っていた。長年楽しんでる者には、いやはやかなりショックの非常事態だった。昨日あたりにやっと元通りに回復してほっとし…

AL DESPERTAR 目覚めの時

Al Despertarアーティスト: Mercedes Sosa出版社/メーカー: Universal Int'l発売日: 1998/12/01メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見るはい勇気貰いました。そう云えば、アリエル・ラミレスがミサ曲にフォルクローレ風に作った「ミサ・クリオージャ…

Ibrahim Ferrer

Buena Vista Social Club Presents Ibrahim Ferrerアーティスト: Ibrahim Ferrer出版社/メーカー: Nonesuch発売日: 1999/06/08メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ (10件) を見る歌を聴きたい。70歳を過ぎてのCDアルバム・デビュー。キューバ音…