Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

デザインの免疫って

無理はしない 生き物の免疫とは、一度感染した病原体(他者)に対して強い抵抗性を獲得して次の感染に対して生体(自己)を防御する反応のことらしい。デザインの歴史的評価やその良し悪しは別として、デザイン対する考えにもおのれの抗体や免疫というものが…

シンプルにしたい

西田幾多郎は自分の生涯をふりかえってこう言ったそうだ。「私の生涯は極めて簡単なものであった。その前半は黒板を前にして坐した。その後半は黒板を後にして立った。黒板に向かって一回転をなしたといえば、それで私の伝記は尽きるのである」。 坐するは座…

両極

バッハから銭形平次―野村胡堂・あらえびすの一生作者: 藤倉四郎出版社/メーカー: 青蛙房発売日: 2005/11メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (1件) を見るクラシック音楽評論と銭形平次の両極の野村胡堂・あらえびすの一生。

笑った

ネットの広告が延びているが、そのなかで東京ガス「ピピッとコンロ」信長編のCMの織田信長に扮するピエール滝は何度見ても笑える。「いいな未来は・・・」てのが何とも。未来への軽い願望がボクの奧にある気むずかしさをくすぐる。「利休呼んでもいい」と…

哲学者占いごっこ

「哲学者占い」てのを、はるるさんちで知って、karposさんちもやってるから、Emmausもやってみた。 そしたら、こんな結果でた。ん?。ふぅ〜ん。デカルトさんとはお友達になりたいけども・・・。で適職が「スポーツ選手」。ほぉやったって感じ(^_^)。 あなた…

いろんな反応がある

イスラム人やムスリムとてすべての人達が同じ考えでないのは当然だ。この私たちがそうであるように。 だが実際のところ、それがなかなか私たちのところ(日本)に情報として入らない。それが正直なほんとうのところかもしれない。そんな中、フランスに在住の…

ネフ社の玩具

EDU‐TOY ネフとヨーロッパの木製知育玩具たち (Edutainment toy series (Vol.1 wood))作者: 小柳帝,プチグラパブリッシング出版社/メーカー: プチグラパブリッシング発売日: 2004/09/17メディア: ペーパーバック クリック: 76回この商品を含むブログ (13件) …

認知と創造性

スイスの玩具メーカー“ネフ社(naef)”は玩具業界に留まらず、半世紀の間デザイン領域においてもすぐれて大きな功績を果たしてきた。「独楽」による色相と色彩を一度に認知させるカラーリングのプロダクトには唸ってしまった。スペクトルの色帯に対応する円…

経るということ

「われわれは何処から来て 何処にいくのか」 経験・自己・他者・叙述・表現・理解・関係・世界・歴史 人格・仲介・重力・意志・肉体・友情・執着・欲望・整合 地図。地図を経る主体と客体。現実その差異。そこの「事実」に足を置く。さらなる地図の表象。常…

出来事はどうして起きるの?

岩波講座 科学/技術と人間〈10〉科学/技術と言語作者: 岡田節人出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1999/06/08メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る ある出来事(事象)の説明は、はっきりした形式でいくつかの構成された順序立…

預言者風刺画問題

fenestraeさんが今回の預言者風刺画問題についてのフランスのジャーナリストたちの行動を解説されている。2006-02-09 - fenestrae 欧州全般については私の知識の範囲を越えるが、少なくとも今回のフランスのジャーナリズムの中での対応に関し、フランスの政…

自己ということ。他者ということ。

http://d.hatena.ne.jp/eirene/20060210/p2。「侮辱の交換」か、ほぉ言い得て妙。 今回の事件の背景を、イスラム教徒の視点から説明している。根底にあるのは、「表現の自由」というよりは、人種差別であり、イスラム教徒に対するヨーロッパ人の恐れ(Islamo…

多元的共治と人間尊重

ムハンマド風刺画について- KIYONOBUMIEの(き)さんのエントリーを受けての私のエントリーとお考え願いたい。 1まえおき いつの間にか世界のイメージが暗い「負」だけになってしまい、明るい「正」の世界のイメージは一体どこにいってしまったのだろうか。…

ナンダイ?

AはBである。・・・ 仕事で難題にぶち当たった。なんともはやあきまへんわ。おまけに風邪で中耳炎こじらした。泣き面に中耳炎。そんなふうなこと言いますかな。 AはBであると言われて別段否定する事でもないから了解してしまい、でも後で何だか変だなと…