Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

旅立ち

ここからそこに行くのだろうか。 それともそこを去ってここに来たのか。 いきなさい あなたのために アブラム 主はいわれる あなたの父の家から あなたの親族から あなたの地から 私があなたに示す地にむけて。 (創世記12章ヘブライ語原文語順直訳*1) あな…

空間・時間

棟方志功だったろう。「空気を写せ」といったのは。畑の初冬の景色などは誰も気ままに楽しめばいい。だが、いざこれが表現で捉えるとなると見えぬものとて写しださねばならない。ましてこの眼に映る対象物ならなおさら。「この空気は何?」という抜き差しな…

戦争の表象と検証

今年は第二次世界大戦後60年にあたる。戦争の経験を次の世代に伝える記念館というものがある。その公的な場は記憶の場として以上に今における現在と歴史の関係を現わし、なお政治や社会における戦争の表象の輪郭をも露わにする。 これらの種々の形態を比較対…

unless・・・

来週からもう待降節。早いな。 ここのところ時間つくっては良い感じでエゼキエル書を横断している。やはり冒頭のケバルの河畔での幻(visions of God)とでも云うのか、神の遍在性を如実に現わすこの情景に想像はさらに掻き立てられる。で圧倒されたエゼキエル…

ケーテンの音がする

着実に活動を続けている渡邊順生氏企画・指揮の「横浜・山手プロムナード・コンサート」に11/12土曜に行ってきた。 http://www.alquimista-mr.com/yamate_prom006.html 演目はJ.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)BWV1046-1051。ブランデンブルグ辺…

還す

場所を経る この場所がある。あの場所がある。この現実。 この場所にいると、ここからあそこはあの場所。 あの場所に行くと、さっきのあの場所は今この場所になる。さっきのこの場所はあの場所になる。 どの場所もこの場所。どの場所もあの場所。 主観・客観…

なおやさんが云いたかったのは、リスクを背負っても新たな地平に立とうということだってと思う。だがその内容からはボクは全然違うプロットが浮かんでベツバナ(別の話)になった。それが何か自分のもやもやを解くヒントになると気がした。モンスター今頃どう…

このへんのこと2

叙情を敢えて歌うなと云ったのは確か中野重治だった。秋ならばこそ月を見てふとそう思う。その秋も一雨毎にというが・・・まだ桜の葉さえ色づいてない。東京で一二番に植木や苗作りの多いところがここ国分寺だ。旧鎌倉街道*1あたりに行くと武蔵野*2の面影が…

見慣れない場所の物語

なおやさんの見慣れない場所の物語 - naoyaのはてなダイアリー。見慣れない場所の「こっち」と「あっち」がおもしろい。 ・・・あちら側には本当のことを知っている人たちが集まりました。こうしてこちら側には本当のことはなくなりました。でも、こちら側に…

言葉の果たし方

言葉には、それ自身によってもの事を比べたり確かめ、明らかにするということがあって、 また、それとは違って言葉自身が見分けられることもなく、ただ厳しく示されるということもある。 またさらに、言葉の伝え方や述べ方のかたちということがある。 お硬く…

きのうの「ごまだれシナモン」が一日で完全に改ざんされている。まあまあ。さもありなん。いやはや。そしてまた覗いたら元に戻っている。ん??なんともはや。背筋がぞっとした。 BTW。最近どうも文字を読んだり観るよりも言葉を聴くことに惹かれているのだ…

ごまだれシナモン

息抜きにTropyやってみる おもしろい そしたらHaropyも増殖した 能書きはいらないね ボクもEditしてみた Randomしたらまたキミに逢えるかもしれない じゃね しーゆー http://haropy.bloghackers.net/entry/38583013f6fe93275de7fedcff6f30bc

錦糸卵

何だか夕方前からシクシクと胃がいたむ。で仕事切り上げて気分転換に冷蔵庫覗いた。でいろんな余りで五目寿司を作ってみた。ついでに錦糸卵を丁寧に焼いてみた。できばえまあまあ。さあ出来上がり。召し上がれ。でもシクシクなのだ。

アポリアの進化

今年2005年5月21日に亡くなった哲学者ポール・リクール。今夕、衛星中継で日本とフランスを結ぶライブ・パネル・ディスカッションに行ってきた。 場所:飯田橋 日仏学院 タイトル:「ポール・リクールへのオマージュ」。 パネラー: François Dosse (フラン…

ライブった!!

誘われるままに三鷹にある某大学の学園祭のライブ・イベントに先週末行って来た。 当初ジャズだというからその話に乗ったけども。フタ開けたら、まあファンクありロックありで、あらら馴れないPAの大音響にビックリ。 まあそれが血行?良かった。曲の歌詞は…

Amazon「なか見!検索」

あるトピックに関する内容の本を探したいと思ったりすることもままある昨今。たぶん読者諸氏もそのはずだ。 そんな要望に応えてくれる-本の内容をも検索もできる-ものが出来たそうな。いわゆる本の立ち見ができるという訳だ。