Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

2008春

水辺にシャガが咲いている。シャガが咲くのは桜の開花のころだ。 河川敷にあるグランドがうっすらと緑色に覆われて猛烈な湯気があがっている。笹藪からウグイスの声。そこに若者がすごいスピードでやってきた。息の乱れはない。一気にボクの前を通りすぎた。…

言葉が意味になる日にチョコもらった

ある時あの人の話しを少しだけでも聞くことがその方の全体を聴く(知る)ことになっていく。2000年前のその方の言葉が<意味>となって<意味>のつながりとなって、その全体がわたしに近づく(実現する)ことになる。だからそこにある意味とは、発話者…

聖週間

昨夜の聖金曜日。教会の祭壇、裸形のままでなにもない。静けさの充浸の後ろに高く吊し上げられた十字架のキリスト。ほかに誇れるものはなにもない。「いばらのかんむり」の聖歌をうたう。なかなか良くハモっていた。今夜はいよいよ復活徹夜祭だ。

風を聴く・風を語る

ふと今見たこと、聴いたものはそれは何だ。光の束、音の流れ。鶯の囀り。馬の嘶き。豚の尻尾?だが今、こうして日本語というわたしの貧しい<言葉>以外ないものを通してあなたに向う。じれったい?そうでもないぞ。ならば、わたしの思いが先ずわたしの内に…