Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

白菜ロース鍋

鍋の季節だ。陶芸ではない。鍋を囲むというと湯気立つ鍋料理のこと。我が国では「鍋」だけで通じるからおそれいる。言葉を省略するのが日本語といえど、これには外国の友達は目を白黒する。フライパンの季節というのはない。それほどわれわれの食生活に鍋(…

クリスマス・ミサ

久しぶりにミサに与った。二日早いクリスマス・ミサに。 温かいものが体のなかに降りてきた。大切なものが自分の中に生まれてくるこの感覚。 ある人はこれを「救い」というし、ある人は「あわれみ」ともいう。 またある人はキリスト教ではないが仏教では「涅…

父の遺言 -曾祖母-

父の実母は父を生んで産後の肥立(産後の回復)が悪く、しばらくして亡くなった。それで父の祖母(曽祖母)が母親がわりとして父をきびしく育てたという。ぼくの家は代々からの割烹旅館で、その曾祖母は女将としてまわりから筑後の三羽ガラスとまで呼ばれた…

鱈の西京漬け(焼き)

わが日本の食文化には「漬けもの」という古くからの習慣があるが、この西京漬けは食材保存ではなく食材の旨味を活かす料理を前提にした味噌漬けで、塩分は5%以下というのが特徴である。 先日食した鱈などの西京漬けが殊の外おいしかったので、味噌床をつくっ…

成長と健康

陸上競技長距離コーチ、ジャック・ダニエルズ (Jack Daniels)は、 fitnessについて 成長には健康が必要である。 I learned to embrace fitness as a necessary part of growing up.と言っている。 ケガして休むと、フィジカルだけでなく喪失感や失望などの精…

味噌床

知り合いから魚の西京漬けをいただいた。鱈に鮭に鯛etc.。おいしかった。だったらつくってみようと味噌床を作った。なんてことはない、白味噌に味醂を加えるだけ。漬けの材料は鱈。 この結果は三日後。報告します。乞うご期待! #misodoko

星よりご飯

#mukagorice スーパーなどではなかなか手にすることのない零余子(むかご)を近くの農家から分けてもらったので早速「零余子ご飯」と相成った。むかごは薯のつるにつく小さな肉芽で、ホクホクとした素朴な味がいい。 この零余子は季語では秋で蕪村のものに …

五目豆の昆布煮

#soybean #boiledbeans 料理屋には入店して来客と帳場が通じたことのあいさつとして「お通し*1」という小鉢料理が出される。店によってお通しを代金にするところもあるので、注文もしてないし料金をとられるからと最近では返す客もいるそうだ。まあ、わかる…

戦わないというタタカイ

健康で病気もしないなら、からだのしくみなどは考えずに過ごしていたと思う。平和で穏やかな日々を支えていたものが、実はからだの免疫細胞の絶え間ない戦いがあったからだという思いにはなかなか至らない。 がしかし、ぼくらの意志や志向に関わらず、からだ…