Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ハナダイコン

二週間ほど前、多摩川の河口に向けて長めの走りをした時のこと。途中に一キロは続くハナダイコンの大群落が現われた。ふだん見るハナダイコンよりも茎が太く張りがあるようだった。

孤立という我ら人間

rairakku6さん(id:rairakku6)が『カラマーゾフの兄弟』について書かれている。確か、イワンの議論のシーンがこの小説の核心として第五編のあたりにある。訳は違うがこういう文章だ。「この壮大なる塔の構築によって今までに見えなかったどんなすばらしい光…

アンジェラ・ヒューイットに走って鼾してしまった

予定通りコンサートにはジョグで20キロ走っていった。着いた席はdo真ん前。でどう!、ピアノの傍には四つの水が入ったグラスがある。何だろう。水を補給するピアニストなのだ。渇くものは求める!のだろう。 それで何と、こともあろうに演奏が始まって後に…

アンジェラ・ヒューイットの音に走りでいく

これから西新宿、初台でのアンジェラ・ヒューイットのコンサートに出かける。会場にはボクはジョグ(LSD*1)でいく。約20キロだ。中山(id:taknakayama)さんともお会いできそうです。では。 *1:LSD=Long・長く、Slow・ゆっくり、Distance・距離

記録/記憶=旅

記録の切り株より 若芽が出で若枝が生え、 記憶という実を結ぶ。三上さん(id:elmikamino)が過去の記録を定期的に刻まれているのだ。 今回は合衆国社会保障番号(SSN)申請の思い出 - 記憶の彼方へ。美しいこと(すばらしいこと)にはそれに比するバックボ…

雨もまたよし

日に10km週に一度休みをもうけて月には300km位は走っていた頃、その中に雨の日もあるわけでどうしていたかというと、雨が本降りでも走っていた。濡れても全然気にはならなかった。別段走らねばと嫌々やっていたのでもない、かえって雨で調子が上がるくら…

はじめて魚になりたいと思った時のように

若い頃山によく釣りに行った。水面に石を投じたポイントに瞬時に群がる魚影の速さに眼を見張った。釣り上げたヤマメと眼と眼があってその時何故か魚になりたいと思った。以来魚になりたい願望は消えないまま、ことしで59歳になろうとしている。村上春樹と同…

2008春句

ジョグの道夜桜人の声に沿う村上春樹はジョグのペースを6分/kmでやっているらしい。ボクはふだんもっとそれより遅い。今夜試しにラップをとってみた。まず7分台で体を慣らして、次ぎにスピードを意識して6分55秒、6分14、5分41。快調だ。走りながらポツリポ…

ツールはわれわれの意図を超えるのか?

Webネットワークのこと。ビル・アトキンソンは自らが生み出したハイパーカードを顧みて、自分のアイデア(開発)に盲点(欠落したもの・過ち)があったことを述懐している。 アトキンソン氏は、アップル社のエンジニアが、多くのコンピューターを互いにつなげ…

2008春2

グランドを走る爽快さ。走り終えて雲を見上げているのがいい。まるでこのまま阿呆になりそう。いっそそうなりたいがそういう訳にはいかない。グレン・グールドがただアドレナリンを放出すればいいというわけではないと云ったのがよく分かる。ボクは熱心な村…