脳梗塞って何?
日頃の自分の体の具合は分かっているつもりですが、分かっているようでわかっていません。自分が何者なのか何処に居てどうのようにしているのかと。地図上で自分の居場所を俯瞰することも必要です。
体の状態は偏差値のような、どれくらいの位置に自分がいるかを表す数値で知ることが出来ます。あくまでもデータの指標認識で、これで体の状態の良否ではありません。ひとまず、ここを理解した上で自分の病識を考えてみることも、自分が何者なのか、一歩近づくことが出来るはずです。
今日、退院ですが自分のなりに今後のためにまとめてみました。
「脳卒中」は脳神経細胞が壊死する脳血管障害全般をさす病症で、分類すると「脳梗塞」、「脳出血」、「くも膜下出血」「一過性脳虚血発作」があります。
私たちの脳細胞は、多くの栄養と酸素を必要としていてその栄養と酸素は、動脈を流れる血液によって運ばれています。この血管が詰まったり破れたりして脳への血流量が減ると、脳神経細胞に障害が起きます。結果、体の四肢のしびれや麻痺、言語障害との症状が現れることになり、場合によっては重篤な状態になり、死亡は免れても重い後遺症が残る可能性のある病気です。
脳の血管が詰まったり閉塞することで脳への血流量が減って、細胞が障害された場合は「脳梗塞」、脳の血管が破れて脳内で出血することで細胞が障害された場合は「脳出血」です。
脳卒中にいたる要因として高血圧、糖尿病、脂質異常症、不整脈、喫煙が挙げられ、生活習慣の改善や薬による治療でコントロールすることができる病症です。また、内科的治療以外に外科的治療の手術を行う場合もあります。