真夜中に・・・そしてマーマレード
休日前の夜は特別な事をしている訳でもないが夜更かしをすることがたまにある。たぶんゆっくりとした時間の過ごし方が心地よいのだろう。読みかけの物語り本も面白いがあきてしまった。窓を開けると昼から絶え間なく降り続いていた雨も止んでいる。家人も寝静まった深夜の台所。そんな時何かの予感。まえの日に買っていた甘夏を徐に取り出す。よし今からマーマレードを作ろう・・・。いいね、この徐に思い立つ瞬間は。
http://d.hatena.ne.jp/rairakku6/20080502#1209729011を参考にした。rairakku6さん、ついに出来ましたよ、完成です!三個の甘夏で皮を二個分使ったので苦みも強く初体験にしてはまずまずの好みの味になった。果肉の房や種も布にくるんで、果肉や皮と一緒に煮て最後に絞り出したのでとろみは上々。朝になって家人の味の評価は☆☆☆。
因みにこの夜の物語り本はマンゾーニの「いいなづけ」。丸谷才一がこれに優る風景描写はないと褒めていたやつだ。何度読んでも飽きなかったがなぜかきのうは飽きが来た。こんなこともある。
- 作者: アレッサンドロマンゾーニ,平川祐弘
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1989/12
- メディア: 単行本
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