ある情景@ノエル
フランスの街リールでのクリスマスの話し。
対立概念を滲ませながらもそれをうまく向かい合わせると、今まで読み取れなかった奥深い本質がふと現れてくる時がある。なにやら眺望が開けてキミとボクそのボクらの今が一瞬明らかになるように。さらになおその軽妙な筆致に促されつい時間が立つのを忘れて本を読み耽ることがある。小説・絵本・エッセーなどなど・・
そんななかでミシェル・トゥルニエのあるエッセーを枕にして、政教分離法から「二つのフランス」の姿が見え隠れするフランスの街リールでクリスマスの出来事を織り交ぜてkiyonobumie(き)さんがまさに軽妙なタッチで暮らしの日常をつづられている。メール・ノエル - KIYONOBUMIE