Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

なるほど

ほんとうの自分

人にきつく当たる時はどんな時。実は自分がほんとうは一番屈折している時であり、むしろ今自分を救う時。真の自己肯定とは、ここで肝心なのは突き詰めことではなく、相手を容認して冷静に平明に可能性を相手の中に見出すこと。ほんとうの自分がそこにいるの…

無花果のコンポート

赤ワインで程よい甘さに引き締まった、無花果でコンポートを作った。作ることの愉しさ。おいしい!が嬉しさに変わった。 学びて思わざれば則ち罔し 思いて学ばざれば則ち殆あやうし どんなに広い知識を身につけても自分の頭で考えなければ理解はほど遠く ま…

ホワイト・ソースでほんとに舌を巻いてしまったお話

今週のお題「最近あったちょっといいこと」 最近、友達と再会しました。何年ぶりでしょう。「幸い」の秘訣は、友情というものに深く関わっているのですね。なるほど。やっぱりと、思わず膝を叩いてしまいます。では、料理の「おいしさ」の秘訣、つまり料理を…

あることとないこと

物・情報・言葉・人 毎日、朝起きて寝るまで、「モノ」に囲まれて生活しています。これらのことは適度に必要ですが、あまり「モノ」への依存度が高くなると困ったことになりかねません。 さて、ある日スマホを忘れて外出してしまい電車に乗ってから気づいた…

冴えないごぼうをどうにか調理

タワシで泥を落として、ごぼう生齧りしたが、どういう訳か今日のごぼうの味が冴えない。もっさりして甘さがない。土は同じでも畑が違うだけでも時期がずれただけでも味が違うと言うが、どうなんだろう。よく見ると少し巣が出ている。 それならばと、、、、 …

蕪をさっそく齧ってみたらうまい・世界は面白く楽しい

早朝、外に出てしばらくすると指先が寒さでつーんとしてくる。その立冬を過ぎて、見るからに新鮮でおいしそうな白蕪が出回りはじめました。 蕪自体は「すずな」と呼ばれ春の七草に入っているくらいだから古くから親しまれてきたのだろう。大根とは形も違い小…

たたきごぼうの酢漬け

もともと自分の備忘録として始めたこのブログももう18年になろうとしている。あっという間に僕も72歳。こんなものかと、呆然とする暇はなく今日まできた。だから大した感慨はない。 母譲りというわけでもなく、小さな頃から料理好きでどういう訳かごぼうが好…

今朝、ヒゲを剃ろうとおもったら剃刀が切れない

些細で具体的なことが人生を変えるという。人生は旅である。まさにその通り。 言うまでもなく、その人生とはぼくのことであって誰彼のことではない。 むろん道理を説く教えではなく、只の僕の実感。友だちとしてきみに話しをしている類いのことと理解してほ…

深呼吸

週に一度、長めの深呼吸を続けてゆっくり10回やることにしている。ビフォーアフターは気持ちの落ち着きが違うのは分かってるが、これが出来るようでなかなか出来ない。

些細なことだけど

ケア・スキル 当時 取るに足らないと思って見過ごしていたことが 後になって 問題解決の重要な手掛かりだと気づくことが往々にしてあります ケアにおいて あらゆる点に注意するのではなく ⭐︎(どうやら 動作(所作)には幾つかの重要なポイントがあって その…

夏の釣り人

一竿や描く円弧に空の青

足りないものは何?

まったくね。何かが足りない。なんだろう。 水 補水はOK 余裕 ではない 休息 ではない 決断 違う お金 いまさら ちがう 「ヲ」の書き順?かな いや違う足りないのではなく それ正しいか間違いか ではない 笑い でも違う 自分。おおおお。かも。 自分がない。…

「緑」さんが「青」さんをいつまでも頼みにしている理由

今日の話は、どうして緑を青というのかというお話です。 若い頃「青梅 マラソン」にでたことがありました。普段よく使う食材に「青柚子」、「青唐菓子」があります。青菜も好きだし、 梅雨明けの街路樹には青桐があって、好きな器は青磁。 万葉のころには「…

森のなかで走ったこと思ったこと

今日の話しは わたしが、やってるのはトレイルランの延長ではなかった。わたしには自分が山野を駆け巡る修験者だという自覚はなかった。 という驚くべきお話。 -- 自分をじっくり見つめるには、静かな時間と場所が必要だった。建て前と本音ではなく、本音の…

ユリ根と明太子

もう2月の半ばだが、ユリ根が八百屋にあった。ふるさとの辛子明太子があったので、和えてみた。いい組み合わせだ。 その料理は、母が好んで作っていたものだった。むろん、それは父の好みだったからだろう。母が逝き父が逝って20年。今になって合点が行った。

これもありだね 音楽ののりしろ

三日前の夜だったか、ふとiTunesコントロールを開いて、シャッフル・オンにし、リピートをすべてにした。シャッフルだから普段は聴かない曲がながれてきたが、しかし、これらはかつて一つひとつ自分がダウンロードした曲だ。謂わば、偶然は必然の結果だとい…

白い退屈

小人閑居して不善をなす 差し当たりやることがない。でも時間がある。以前ならジョギング。しかし、今の体ではそれはできない。所在なく時間を埋める。またこれも有だ、今日の三じのお茶はお団子にしようかと思ってみた。 退屈のおそれ ぼくは子供の頃はのん…

マーカス・ロバーツというピアニスト

今を上書きしていくSNS。その今という部分の幾つかの集まりが全体にみえるのは概ね早とちりか錯覚ではないか。性急に答えを迫るわりに明日はもう忘れ去られる今。時を経ることを無用とする世界は不幸だとさえ言える。一方、行きつ戻りつの思考のあり方。やは…

64歳になった時のWhen I'm sixty-four.

昔からビートルズは好きではなかった。あえて言えばむしろローリング・ストーンズの方が好きだった。 でもこのWhen I'm sixty-fourは悪くはなかった。 若いころ、まさかじぶんが64歳になるとは考えもしなかった。 今日はぼくの64の誕生日。あらためて聴いて…

へそと海と自分

こうしようとして果たせば良いのだ。それには目指すもの、降り注ぐような全体を覆うわけ(理由)、真ん中にあるもの、テーマという譲れない事柄etc。そして実行。出来ることもあれば、惨敗の時もあった。でも、そのようにあたまのテッペンだけで考えている意…

たのしいものとたのしいこと

近づいて撮るのと同じく、広角に遠くから俯瞰しようとしても対象はどんどん曖昧になる。それはそうと・・・、むしろ写真というものは多義的でとてもイカガワシク偶然でそれ(存在=知覚の束)を超えていると思えるのがとても面白いのです。かんたんにいえば写…

ボクがマックのマウスを首から下げた理由

これ、Macintosh Plusのマウス。中西さん(http://d.hatena.ne.jp/gintacat/20081225/1230207347)がマックとの恋の失意を語ってくれている。ふったのかふられたのかどっちだろう、どっちもどっち。でもかつてのリンゴの夢のかけらを語る中西さんのマックの…

趨ります・歩きます・出会います

今から横浜に出かけます。今夜がSJCジョグジョグで、明日SJCウキウキの歩きで、昼から「シュンポシオン横浜・「シュンポシオン横浜」を開催します - 横浜逍遙亭」です。 SJC in 横浜2008のウキウキ参加賞、ジャムマーマレードの記念のかわいいラベルもつくり…

緩趨華圃

この歳になったら日常のビックリやドッキリはあっても、そうそう後に残ることはない。だが違った。この前SJC=ジョギングの途中、もう十日前の金城さんのエントリー2008-11-04が体に妙に突き刺さる。以前から三浦梅園の「欲識華 與先繙華譜 急趨華圃」には感じ…

SJC=自分スタイルで行こう

知らなかった。Belgian-beerさんが「SJC ベイエリア支部国立公園トレッキング部門の初活動報告」としてhttp://d.hatena.ne.jp/Belgian-beer/20081004#1223178573をエントリーされている。とてもいい☆☆☆。さぁみんなもそれぞれに何なりと自分のスタイルで自由…

「歩き」っていい

気分はSJC=歩きはいい 今日のメニューは走りでなく歩きだ、久しぶり。先ずはグランドと河原の草原をおもむくまま気のむくままに縦横無尽にゆっくり歩く。つい走ろうとして歩くのが辛い。だんだん慣れてきて歩くのはいいなぁと実感してくるからふしぎだ。しば…

風に靡かせながら

勇気というものは、青年にだけが保持するものだろうか? 自らをふるい起こし、それを発揮するのは若者だけでだろうか。無論そうではない。老成にある者とて常に既知と未知の十字路の途上であるのだ。志向の未開の領野にある者なら、かつて知り得ないような新…

山は急峻でなだらかに丘は続く

三上さんが杉浦康平について書かれている。http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20080506/1210079427。ボクはふと折口信夫の「死者の書」を思う。杉浦は眼に拘る、自らの視の限界においても。彼は極度に視力が悪い。「見ることは何か」とデザインに必用に関わ…

孤立という我ら人間

rairakku6さん(id:rairakku6)が『カラマーゾフの兄弟』について書かれている。確か、イワンの議論のシーンがこの小説の核心として第五編のあたりにある。訳は違うがこういう文章だ。「この壮大なる塔の構築によって今までに見えなかったどんなすばらしい光…

記録/記憶=旅

記録の切り株より 若芽が出で若枝が生え、 記憶という実を結ぶ。三上さん(id:elmikamino)が過去の記録を定期的に刻まれているのだ。 今回は合衆国社会保障番号(SSN)申請の思い出 - 記憶の彼方へ。美しいこと(すばらしいこと)にはそれに比するバックボ…