Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

葉が落ちて分かってきたこと

寒さがましていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。今日少し冷え込んだ朝、山里を走りました。近くの枡形山のトレールジョグ。ふと森が明るくなっているの気づいたのです。そう夏に覆い茂っていた木の葉がすっかり枯れて葉を落としたからです。緑を失ってこそ森は全体に光をえて、木陰であった林床にも日差しが注がれるのです。失ったことで次への新たな生命を育むのです。自然の営み。森は生まれ変わろうとしています。きっと僕の背中にも光がさしていたのでしょう。

ここ最近、妻の視力が落ちて、気力はあってももう若くない僕の足腰も弱くなってきました。それでも二人はそこそこ元気です。(←もしや、娘がこれを読んでいるかもしれないから)

若い方には理解出来るでしょうか。老いと若さや強さと弱さは、別々ではなく同じ線上にあり、そこを行ったり来たりして次第に衰えるということが。明るさと暗さは同じことろで語られるものだろうかということが。欠如は豊かさには不似合いなのだろうか。弱さが幸福とは相容れないでやはり強さがないとわたしたちは幸せになれないのだろうかを。

そう思ったら、幸福を願うこと求めることに意味は果たしてあるのかと疑ったのです。幸福をあまりに意識すると返って幸福は遠のくのではないと思ったのは僕のみなさんより少し永く生きた経験の結論で、これは考えすぎでしょうか。 もう9年前に書いたものを思い出しました。

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九年まえです。時を経るのは酷いことでもあるし、しかし時を経てみえてくる知恵もあるでしょう。しかし、多分この知恵は賢さではなく単なる用事深さということを補足し強調するべきだろうと思っています。

-- 何か説教くさくなりました。気持ちをかえましょう。 兎も角、時は季節を巡らせて、この秋から冬に向かおうとしている、2021年10月の晩秋。

Sonate à 7, Op. 221: IV. Allegro

Sonate à 7, Op. 221: IV. Allegro

  • Lajos Lencsés, ガビー・パス・ヴァン・リエト, Lucia Cericola & Parisii Quartet
  • クラシック
  • ¥204

さて、、、食において、魚介類・野菜などの味のよい食べ頃は出盛り頃です。野菜の根菜類の旬が間近となってきました。寒さによって 近年年中あるものが多くありますが、うまさや香りにおいてはやはり旬にまさるものはないでしょう。 まだまだ糖度がますには出盛りには早いですが、大根、蕪、ねぎ、ごぼう、人参、レンコンなどが店頭にすでに並んでいます。

それで、ごぼうのきんぴらと酢漬けを作ったのです。

あれ、尻切れトンボの記事になってしまいました。眠くなりました。年寄りは忙しいのです。時を惜しむほど忙しくねるのです。続きはまたということでお許しを。、、