蕪をさっそく齧ってみたらうまい・世界は面白く楽しい
早朝、外に出てしばらくすると指先が寒さでつーんとしてくる。その立冬を過ぎて、見るからに新鮮でおいしそうな白蕪が出回りはじめました。
蕪自体は「すずな」と呼ばれ春の七草に入っているくらいだから古くから親しまれてきたのだろう。大根とは形も違い小さな粒の窪みはない。辛さもない。だから、大根のように薬味には使えないと思うが、それでも蕪おろしをする人がいるから、世界は面白く楽しい。
蕪のつるんと白い艶と張り。きっと甘みもましたのだろうと、これは旬にかぎると買って、さっそく齧ってみたら美味い。
捨てるところがほとんどないので伸びた葉や茎もそのままで売っているわけてで、蕪の皮の即席漬けを作ることにした。
- 蕪の皮を細切りにして
- 塩をふり、暫くして水に浸して水を切り
絞らずに砂糖と胡麻油でゆっくり手指で和え置く
その味を確かめつつ程よく柚子と唐辛子を足す
味を確かめる毎に、蕪の微かな甘さ滑りと塩との調和に、つい笑いが込み上げてしまう。 何回も味見を繰り返し、笑ってしまったのです。是非お試しあれ。