Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

たたきごぼうの酢漬け

もともと自分の備忘録として始めたこのブログももう18年になろうとしている。あっという間に僕も72歳。こんなものかと、呆然とする暇はなく今日まできた。だから大した感慨はない。

母譲りというわけでもなく、小さな頃から料理好きでどういう訳かごぼうが好きだった。今も変わらぬ牛蒡好き。調理する前には必ず齧ってごぼうの出来を確かめる。今日のごぼうは甘さがいいとか。

ごぼうの硬さとシャキシャキした感触、それに言葉では表せぬほくほくした柔らかさをどう調理したらいいのか。 シャキシャキを保ちつつ硬さを棒叩きで少し収めて、ほどよく柔らかさを表す為にざっくり大きく切ってそれを酢でほどよく馴染ませる。のが良いと考えてきょうはごぼうを調理してみた。また次は違うかも。。

ともかく、柔らかくするために鍋で煮ると水分の量が減るので、シャトルシェフを使って煮汁を維持して三時間放置してみた。これが以前とは違うやり方でとても重宝している。なんせ、ただ保温調理なのだから。
母が生きていたら、このシャトルシェフの良さを分かったと思う。いいものはいいのだから。

で、砂糖は使わず酒と味醂のみで味がもっさりしているので、味を引き締めるために、唐辛子と梅干しを入れてみた。調理に工夫はつきもの。試行錯誤がまた楽しい。