Emmausブログ

人は見ね/人こそ知らね/ありなしの/われは匂ひぞ/風のもて来し

2005-01-01から1年間の記事一覧

音・在ること・働き

そんなわけでキース・ジャレットに行く - Emmaus’の続き・・・ まあともかくキースがキレました。ネットでもいろいろ書かれてる。 [ジャレット]の検索結果 - goo検索 http://soul-helper.cocolog-nifty.com/start/2005/10/2005_5393.html キース・ジャレット…

「スピリチュアル」の有効性

実は「スピリチュアル」ということと「オウム真理教以降の日本における宗教」を、この二つのことを軸にこの国(日本)のベーシックな宗教問題としてキリスト者自身の発言が少ないことが気になってはいた。 やはり、あのオウム真理教問題はこの国の宗教の根の…

キース・ジャレットに行く

一昨日2005/10/14に池袋にキース・ジャレットのソロ・コンサートにいった。 ズイブンと体も回復して元気になったようで安心した。だが、コンサート会場のオーディエンスのマナーが良くなかったのか、いたくキース・ジャレットのご機嫌を損ねることになり、つ…

海にて経る

karposさんが海を経ることを書き綴られている。 海のながめ 5 - 新生★KARPOS ためらいなく 海との接点、海辺での行いの意味。石を積み上げること。 その行いは目新しいものでなく、きっと人の昔からやってきたのだろう。人が行き交う海辺でのこと 石を積み…

わたし・時間

かつてのワタシ これからの私 今のわたし 先ずは主が渉られた それを今のわたしが返すのだ 永遠はあなたのものだから 主は今のわたしが語ることを知らないはずはない 時間の内に起こることを与えたあなたは なほわたしたちの今・現在(時間性)において見ら…

告白

アウグス ティヌス 告白 (下) (岩波文庫 青 805-2)作者: アウグスティヌス,服部英次郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1976/12/16メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 13回この商品を含むブログ (24件) を見るアウグスティヌスは主に向ってこう云う 「すべ…

ワタシを見ている私 ワタシとして見られている私 この二重な「わたし」をアウグスティヌスは「魂」と云った

 「ピアノの錬金術師」

銀座ヤマハホール・ グレン・グールドの映画に行ってきた。ブリュノ・モンサンジョンの撮った映像はグレン・グールドにおいて世に知られたと言ったら彼にワルい気がする。まあそれほどモンサンジョンとグールドは一体だと言える。何本かのフィルムを一本に纏…

 隣人とは

例えば ボクらにとって隣人とは何かと問うてみる 気をつけるがいいこの現実は余りにもしたたかだ たとい言葉の由来やボクらの歴史に張り付いた言語とて その時こそ言葉の意味も文脈原理も剥奪されて 言語表現を抽出することの動機や理由も退かれて 世界がま…

現実

やはりつながれていること - emmaus.hatenablog.jpはこの現実においてしかあり得ないのだ それもその水の流れの勢いも速さもボクらを超越した世界が何よりボクら自身の意識のもとに立ち現れるということにおいてこそ意味をもつ たとえそれが仮想というものか…

つながれていること

しかし だからこそ確かにボクらが呼ぶのではなく〈鋭さそのもの〉-あなた-が呼ぶのだということをも了解した 何故ならそれはボクらの意識が新たになるというよりも ボクらのもつもの?!を越えて その情景が新たに立ち現れたと言ったほうが適切であったから…

立ち現れる

風に靡く草がほどなくして静まり返った時こそその印象を日ごと新たにして まさに感覚質というべきものでしかないものとして 意識に立ち現れてきた それを機会にしばらくボクらは言葉を失った秋暑 - Emmaus’ だがある日川の下に下りていったら急峻な流れに逢…

秋暑

草 秋暑き風の谷間に墨を擦る 風というよりも台風であり嵐だった もう一週間前のことだったろうか そんなふうに凪いだ夕方に静まり返った今にこそ風の勢いとなびく草そのものをよりリアルに思えても来るもの不思議なもんだ ベツバナ(別の話)だが いつもヘ…

ロジェの葬儀

mj_thereseさんはロジェの葬儀のウェブ中継を見ながらこう述べている。http://d.hatena.ne.jp/mj_therese/20050825 葬儀が人の心を悲しみだけで覆い尽くすのではなく感動を呼ぶのは、「どうぞよい旅を。またあう日までごきげんよう。まだここにいる私達の為…

 ブラザー・ロジェ

テゼ・コミュニティの情報によると、事件は2005/8/16のテゼの夜の祈りの最中におきたそうだ。葬儀は23日午後2時からテゼで執り行われる。お祈りください。 http://www.taize.fr/ja_article2462.html

 ブラザー・ロジェ

ブラザー・ロジェ - はるるの勝手に独り言 悲報です。 テゼ*1の創始者のブラザー・ロジェが16日に亡くなりました。フランスのブルゴーニュでナイフで刺殺されました。ルーマニアの女性が拘留された模様です。ショックです。 BBC NEWS | Europe | Christian l…

 泥

最後に土をいじったのは何時のころだったか。京橋にいったついでに寄ってみたINAXギャラリーだった。 泥がつくり出すものの建物だ。日本最古の道、奈良・山の辺の細い道。土があった心地良いの光景だった。 泥小屋探訪展 ■泥小屋探訪 展 - 奈良・山の辺の道 …

音たちの開明

未完のイタリアン・アルバムアーティスト: グールド(グレン),バッハ,スカルラッティ,C.P.E.バッハ出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ発売日: 1997/05/21メディア: CD購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (8件) を見る在ることの可能性…

道を引き返せ

ホレブに向かったエリヤ エリヤの行ったすべての事、預言者を剣で皆殺したことはアハブによってイゼベルに告げられた。エリヤは恐れ、逃げて荒れ野に入った。そうして、自らの命が絶えるのを願った。「主よ、もう十分です。わたしの命を取ってください。」と…

夏季

時ならず哉淡黄色の沙羅双樹 つらら

無我

同一律ということ AはAである。BはBである。ならばAはBであることが出来ない。 無同一律(無我)ということ AはAではない。BはBではない。AはBであることが出来る。ハナっから、無我と云われてもピントこないし、煙にまかれた?ようになるけども、すべての現…

ハイイロチョッキリ

枝切りのハイイロチョッキリ夏となる ハイイロチョッキリ?これご存じかな? まあこれがスゴイ。 クヌギやコナラにハイイロチョッキリが産卵後切り落として、ドングリ付き枝でどんどん伐り落としていく。これがこのへん(玉川上水)の夏の風物詩。これがくれ…

えとね

この前にユトレヒトいった。 えとねゆの手作りのブックカバーも革の栞も「風」を感じる!つまりは風合いがグーなんだ こんなふうに風を感じていたいと思うさぁ! いつだってねえとねのお店がしばし おやすみだ えとねがひとりになったという なんでかな? で…

あなたはあなた、それでいい。

The important book世にある児童書。子供向けなのにその実、大人に受けているという類の本。「だがなぁ 何ともビミョウだな」とボクは思う。どこかで大人が失ってしまったものってある。子供の時の郷愁、それってただ今の大人の慰みのような気がする。それは…

CGI読書

シージーアイ飛んでランダム初夏読書 ボクのもう一つのブログのNews Handler[WEBLOG SYSTEM]に載っけましたが、おもしろいからこちらのはてなにも。松岡正剛の千夜千冊のcgiプログラムで夏を楽しまれよ!

道のりへの思惟

道があり この道はわが道ということも言えるのだろう わたし独りなら・・・ それにもまして ある人が向こうからやって来たとしても わたしたちの道などは言い難い 知っているのはただ自らの道のりだけであって 相手の道のりではない それがただの通りすがり…

芋の葉に夜を集めた玉雫 朝人の道を譲りて雨轍